Beauty Talk

Vol.2 美しい人の毎日は“無意識の美習慣”でできている

約20年、美容誌や女性ファッション誌を中心に、美容や健康に関する企画を多々担当してきました。仕事上、女優やモデルなどのセレブリティから美容家、一般の方に至るまで、美しい女性にお会いする機会が多くあります。

世の女性たちが憧れの眼差しを注ぐ美しい女性たちにその美の秘密をうかがうと、ほとんどの方がこう答えます。「特に何かしているわけではないのですけど……」。しかし、詳しくライフスタイルを掘り下げていくと、あれやこれや……と多くの美容&健康習慣が出てくるのです。

彼女たちは、決して独自の美容法や健康法を隠したいわけではありません。彼女ら自身が“特別なこと”と思わないほど、それらは無意識の中でおこなわれ、習慣化されているのです。ですから、1日の過ごし方をうかがいながら、「朝、起きたらまず最初にすることはなんですか?」「外食の際、気にしていることはなんですか?」「なぜそのアイテムを使っているのでしょう?」などしつこく聞いていくと、彼女たちの生活に組み込まれている美容法や健康法が浮かび上がってくるのです。

長いインタビューが終わると、彼女たちは必ずこう言います。「私、意外といろんなことやっているんですね!気づきませんでした」と。

私がお会いした美しい女性の共通項のひとつに、“世の中を賑わせる流行にやみくもに飛びつかない”というのがあります。自分の生活にそれがちゃんとフィットするか?それを考えてから、その方法やアイテムを取り入れているのです。

化粧品や美容機器などのアイテムも美容&健康法も、ほとんどが継続することで意味を持ちます。だから、彼女たちは継続することができないような自分の生活にうまくハマらないものや、根本的に苦手なものを中途半端に取り入れません。逆に、取り入れたことはキチンと習慣化させ、長期間継続させる。その結果こそ、まさに彼女たちの美の秘密というわけです。

習慣として定着させる最も大切なポイントは、“無理をしすぎない”ということ。そもそも、運動嫌いの人がいきなり毎日腹筋100回することは無理があるし、おいしいと思えない高額の健康食を食べ続けることは苦痛でしかないはず。時間や費用の捻出、疲労感を考えただけで、ひるんでしまうのも無理はありません。

まずは、いまの生活に少しだけ“こだわり”を取り入れるところから始めてみてはいかがでしょうか。「たったこれだけのことでキレイ(健康)になれたらラッキー!」くらいの気持ちと「自分のやっていることはきっといいこと!」という信念で、些細な習慣のレベルアップを積み重ねるくらいでいいのです。

朝食のコーヒーを野菜ジュースに変える、駅ではエスカレーターではなく階段を使う、美容液は原料や使用感にこだわる、入浴時間を10分増やす……こんなことでいいと思います。いつしか、朝食の野菜ジュースが手絞りのコールドプレスジュースになり、駅の階段が駆け上りになり、美容液だけでなくシャンプーや衣類もこだわるようになり、入浴中に浴槽内でマッサージをするようになるかもしれませんよ。

美容エディター・ライター

秋葉 樹代子

大学卒業後、出版社に入社。人気女性ファッション誌で美容やライフスタイル全般の企画を担当。独立後は、雑誌や美容・健康系の書籍の執筆、ウエブ媒体でのエッセイ執筆も。インナービューティに関する資格や漢方養生に関する資格なども保有し、豊富な美容知識や人脈をもとに、ビューティプランナー、ビューティアドバイザーとしても活躍中。

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